わたしの終わり

覚醒と悟りの言葉

【時系列 花岡修平】自分が変わると世界も変わる

気付きが始まると、いろんな事がわかっていきます。

世界が自分の意識に展開されているという事がわかると、見え方まで変わっていきます。

あらゆるものが自分と離れてはいない。
自分と通じている感覚がするのです。

樹木を見れば、明らかに生き生きとした鮮明な命を感じます。
それも、自分とまったく同じ命で、異なる種類のものではないと伝わってくるのです。

異なるものだと今まで思っていたのは、思い込みが作り出す断定によるものだったとわかります。
かといって、それが実在ではなく、イリュージョンであることもわかります。
それは、自分自身の在り方の表現でもあるのです。
気づきが起こったかどうかによらず、それは誰でもそうなのです。

したがって、ある人に見えているものが自分には見えないとか、
逆に自分に見えているものが、他の人には見えないという事もあって、
それはどちらも間違っていません。

例えば、UFOが見える人がいます。
彼は、UFOは実在すると固く思い込み疑いません。
彼にとって、UFOは作り上げたイメージではなく現実に存在するのです。
でも、UFOなんて無いんだと思っている人にはUFOは絶対的に存在しません。

それは各々が自分の意識に各自展開している世界だから、あるという人にはあり、
無いという人には存在しません。

さて、Aさんの世界にAさん自身がBさんという共演者を作り出し、
Bさんの世界にBさん自身によってAさんという共演者が作り出されると、
意識の波動交差、相互依存によって実際にAさんの世界にBさんがいるように、
また、Bさんの世界にAさんがいるように認識されます。

その結果AさんとBさんは、同じ一つの世界で同じ時空に存在している感覚で、よき隣人としてお互いを見ています。
それで、一緒に旅行に行き、同じ富士を見て、雄大で綺麗だなあって言いあったりします。
Aさんの作り出したBさんというキャラクターは、実際にBさんの世界によってエフェクトされるわけです。
ここで仮にBさんが急性心不全でBさんの世界を消滅させると、Aさんの世界にあるBさんのキャラクターは、突然ただの有機物質に戻り活動しなくなります。
その瞬間の前と後では、その身体組成にいか程の差異も無いにも関わらずです。
でも、Bさんの世界が消滅しても、Aさんの世界はAさんが作っているので消滅しません。

でも実際は、Aさんの世界もBさんの世界も実在ではなく、そのように見せられているにすぎません。
源泉とAさんの世界とBさんの世界とのマトリックスです。
多重層の相互依存作用です。

話を元に戻します。
AさんはUFOの実在を認めているからUFOは彼にとって実在であるかも知れません。
BさんはUFOを、それは無いのだと言う立場なので、彼にとっては妄想だと断定します。
ある日二人が一緒に空を見上げていると、AさんはUFOを発見しました。

Bさん見なよ!UFOが飛んでる。
指さす方を見たBさん。え!まじかよ!
BさんにもUFOが見えたのです。
意識の波動交差によってエフェクトされてしまいました。

インド、チベットの聖者のアシュラムに聖者と寝起きを共にする弟子達には、
このような効用があるかも知れません。
それを意図的にメソッドに取り入れたのがディクシャなのでしょう。

わたしに変容が起こってから、周りの見え方が変わってきました。
以前見ていた月と、今見ている月は、まったく大きさが違います。
とても大きくて、信じられないくらい近いのです。

しかも、月がこちらに向かって何か送ってきている感覚がします。
それは、エピソード3に記した失敗作のクンダリーニが起こる直前、首のあたりに現れた同心円状の不明な物と同じエネルギーのようでもあります。
話しかけるような、何か言いたげな、言葉では説明できないけど、コンタクトを試しているような感覚です。
わたしと月は、他人同士じゃないって思えてしまいます。

ま、しかし、それも幻の世界の中での感覚だと、別に気にも留めていないのですけど、

意識の波動による交差、同期現象はそのような事にも及んでくるようです。
かみさんが、同じ事を言い始めました。
「月がね、不思議なんだよねえ。大きくて近くにあるんよ・・・」

かみさんは鬱の治療中なので、そのせいなんだろうと思い、言い出せなかったそうです。

かみさんは精神世界については全く理解能力がありません。
そういう人もいます。
わからない人には、わからないなりの今が必要だから、そういうわからない今があるのです。
そして、わかってはいけない今の人もいます。役柄です。
いずれにしても、必要な今を体験しているのです。
誰であれ、どのような状態にあろうが、優劣は全くありませんし、なんの問題もありません。

そういう人にも、どんな人にも意識のエネルギー伝達は起こるのだなあって、
驚いた一方、何であれ、自分が作り、自分が受け取る世界なのだと改めて思いました。

ですから、あなたが今、嫌いな人がいるのであれば、向こうもあなたを嫌いなのです。
嫌いとする根拠のない断定を取り除き、受け入れるのであれば、その瞬間もう嫌い同士ではなくなります。
あなたが好きな人がいるのであれば、向こうもあなたを好きなのです。
ただ、あなたが自分はきっと嫌われているという隠している断定を取り除けばいいだけです。

源泉も、意識に現れる世界も、宇宙のあらゆるものを愛してください。
そうすれば、あらゆるものに愛されるのです。

今日も全ての命が、幸せでありますように。



2012-04-08

 

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