わたしの終わり

覚醒と悟りの言葉

【時系列 花岡修平】気づきは広がっている

非公開でコメントをくださる方も多くいらっしゃいます。
そういう方の中にはメールアドレスを添付してくださる場合もございます。

しかし、たいへん心苦しくはありますが、こちらからメールに返信する事はありません。
ほんとうは親しくメールでやりとりしたいのですが、こちらに諸般の事情がございまして出来る状態ではないのです。
どうぞご理解とご容赦お願い致します。

もしも教える立場、つまりマスターとして生まれ来た人であれば、わたしのような状況に暮らしてはいないのでしょう。
わたしは教える立場でも師の立場でもございません。
また、そのような事をしなくても、人は誰であれ、内側から導かれるようになっているのです。

ただ、気づいた事を公開する事で、気づきに至る過程にいらっしゃる方のヒントになればという思いはあります。

そのような非公開のコメントを頂いた中に、家庭、家族の問題から一家心中さえ考えていたところ、困窮状況が改善し始めてから気づきが起こったというメッセージを頂きました。
おそらく、我々の状況があまりにも似ていたためにコメントを書かずにはいられなくなったのでしょう。

最悪の選択をしないで済んで、ほんとうによかったと思います。
我が事のように、喜ばしく思います。

そのような方が他にもいらっしゃると思います。
可能な限り、公開コメントにてシェアして頂けたらと思います

エックハルトも含めて、我々の気づきへの導かれ方はとても酷似しています。

この今の状況を受け入れ、流れに委ね、「わたしのエゴ」を手放したその瞬間に、全てをを創造し現す根源が導いてくれます。
必要なものは与えられ、助けてくれるのです。

エゴを手放すから根源に通じる通路が開きます。
知らず知らずのうちに、状況が良い方向へ流れて行きます。
状況が変わるから、大いなる力、その存在を確信しないわけには行きません。
その時、意識が根源とコンタクトするから「気づき」が起こります。

エゴが塞いでいたのです。

エゴが作り出す想念、思考、妄想、誤解、誤った価値観、誤った常識、様々な欲、過剰な本能、そのような中に自己を置いているから真実が判らなかったのです。

気づきが起こり始めた皆さんは、それを大事にして頂きたいと思います。
世俗に暮らしていれば、忘れがちになる事もあるかも知れません。
しかし我々は、いつも思い起こさなければいけません。
二度とあの世俗の欲の奴隷になってはいけません。

我々を導いておられるあの絶対者に、どのような時でも感謝を忘れてはいけないのです。

そうしているなら、気づきは更に気づきを呼びます。

同時に、このハートから、言葉に現せないほどの至福が湧き起ります。

そうして、真実の愛に目覚めるのです。

エックハルトは、その至福、愛の故に、いつも自分の口が笑っていると言います。
わたしもそうです。
どうしても、幸せだから口が笑っているのです。

深刻な相談者がそれを見て、怒って帰ってしまったというくだりは、ほんとうによくわかります。

ひと事ではなく、あなたも、あなたも、そしてあなたも、そうなります。
いつかはそのような局面を迎えるのです。

人により、いつ来るかは同じではありません。

ただ、エゴを見つめる姿勢に、今自分を置こうとするなら、それは早まるのです。
それも、エゴに気づき始めるなら、加速して行くのです。

エゴに気づき、手放すから真我に気づいて行きます。

社会のつまはじき者と呼ばれる人のほうが、エゴに気づきやすいのです。
強いエゴは、どうしても、自分でも見えてくるものです。

逆に、体制にしっかり居座って、保守して生きているお行儀のよい、社会的地位を持っている人は気づきにくいかも知れません。

親鸞は言いました。

「善人でさえ気づけるのだ。ならば悪人が気づけないはずが無い!」

ここ、逆に理解していた人います?
逆じゃないんですよ。

悪人はどうしても、自己を見つめ、反省するチャンスが多くなるのです。
こんな自分を捨ててしまいたいという思いに駆られるのです。
言ったら、神による荒治療です。

だから、悪事をいっぱいしてきた人も、自分はそんな資格など無いなんて思わずに、自分がどういう質であるか、何に捉われているのか、自分に嘘をつく事無く内観して、手放すべきを手放して、ただ身に起こって行く何もかもを受け入れ切るのです。

神の愛とのギャップが大きいから、その気づきのパワーは計り知れません。

さなぎの殻が剥け、美しい蝶が羽を広げるように、生まれ変わるのです。
全く、新しく生まれるのです。

悪人を演じていたのは、それを味わうためだったのです。

きっとそうなります。

なっていくんです。

 

 

2013-01-17

 

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