わたしの終わり

覚醒と悟りの言葉

あなたへのメッセージ 花岡修平 「真我が目覚める時」

◎これで、Wさんから送っていただいたすべての記事を掲載したことになります。Wさん、ありがとうございました。

 

あなたへのメッセージ

 

この言いようの無い、例えようの無い強烈な、自らして圧倒されそうな喜び、ハートから溢れる愛による歓喜を味わったからには、もはや何を望むものなど考えられましょうか。

それは全く味わった事の無い至福、エクスタシーそのもので、味わっていれば、更に更に深く濃くなっていきます。

しかも、日常のあれこれをする必要が無いのであれば、いつまでもそれを味わい続ける事ができます。

このハートの「ここ」から溢れ出る、理由の無い愛、条件を必要としない、ただ愛であるとしか言えない愛が、受け入れれば受け入れるほど、どんどん大量に溢れだしてくるのです。

ほんとうにそれは歓喜としか言いようがありません。
それは胸に広がり、両手両足に広がり、手首や指の関節をピリピリとくすぐるように伝わって行き、身体を超えて空中に更に広がる感覚さえあります。

それにどっぷりと浸かって、ただただ味わっていると、もう、自分がどうであるかさえどうでもよく、笑ってしまうしかなく、泣いてしまうしかなく、うめき声のようなものを出しながら、喜びに耐えているしかなくなります。

熱病にうなされながら口から出てくる声のように、あぁ~、うぅ~、ふぅ~、はぁ~みたいな。

とにかく、何か声でも出していないと、どうなってしまうかわからないってくらいに、完全に酔いの状態になります。

知らない人が見たら、ほんとうにこの人大丈夫?みたいに見えるでしょう。
完全にイカレてるとしか見えないでしょう。
その風景を日常で考える度に、自分で可笑しくて笑ってしまいます。

自分の全てを神(源泉)に明け渡し、差し出し、完全に手放して、神によって与えられる物も、事も、なんであれ、受け入れるというモードに切り替えたその日から、あるいは数日後に、これはこうなってしまいます。

完全に神、すなわち自分の源泉に、お任せしきってしまう、委ねきってしまう事で、これは与えられてしまいます。

しかし、これを期待して明け渡すなら、絶対明け渡せないでしょう。

期待はマインドの得意技です。
いつだって、「わたし」は、まんまとはまってしまうのです。

人にとってこれ以上の神聖な行為は無いだろうと思える明け渡しを、期待、つまり見返りを思いながら出来るはずは無いのです。
ここは外してはいけない重要なポイントです。

何もいらない!

これが、言ったら明け渡し宣言です。

何も惜しくない!

これも必要な宣言です。

しかし、わたしが、明け渡しはこのような素晴らしい功徳がある。無所得の愛は、このような喜びで満たされると言うと、それが欲しい、そうなりたい、自分も味わってみたい、そういう思いに駆られるでしょう。
それじゃ、だめなんですよ!って何度言っても、そういう目的を作ってしまいます。

みなさん。
いい加減、このマインドの罠に気づいてください。

喜びも、愛も、命も、いりません!って宣言しないと受け取れません。

宣言して、真実そうなるのでなければ、与えられないのです。
これは完全に神からの恩寵です。
完全に明け渡せた事による、神からのご褒美なんです。

この実感が、そう知らせてくれます。
自分がこの愛の故に喜び泣くとき、神もいっしょに喜び泣いているのを、ほんとうにほんとうに感じるのです。
まったく神と自分は同一であって離れた存在ではない事を知らされるのです。

そうであるなら、裏切ってはいけません。

完全に神を信頼しきって、何も期待する事無く、愛も喜びも命も期待する事無く、全てを明け渡すのです。

明け渡した後でも、そのように裏切る事なく日常を生きるのです。
あなたが手放したくないもの、そんなチッポケなものよりも、この広大無辺な全てと同一化するほうがいいに決まっているじゃないですか。

なぜ、そのような幻を掴んでいるのでしょうか?
苦という毒を吐きだす幻を、いつまで握っているのですか?

神を信頼して、裏切らず、明け渡すだけで、苦悩から解放されるのですから、そうしたほうがいいに決まっています。

我々は、この同じ愛を共有するのです。
それが、神の分け御霊(わけみたま)である我々の喜ばしい姿なのです。

そうすれば、どこにでも、だれにでも、あらゆるものに神を見出せます。
その度に、このハートに喜びが溢れてきます。
どのような罪さえ救われて、どのような事さえ許してしまえます。

全て在るものは、神の臨在である事を知るのです。
それ以外に存在する物など無い事を、このように、こんなにも実感できるのです。

わたしは、同じ事を、何度も言い続けています。
耳を傾けてください。

自我も、マインドも、一切の期待も手放し、あなたの源泉に明け渡してください。
それはあなたを裏切りません。
けっして突き放したりはしません。

ただ、期待も一緒に明け渡してください。
全て、その御心に任せ、与えられるものだけを頂いてください。

そうするなら、この大きな愛と共に、全てが与えられるでしょう。
そして次第に、智慧による理解が起こっていくでしょう。
そうなってしまうんです。

そうなってしまいましたっていう報告を、待っています。

なにも要らない!
なにも惜しくない!

静かな所で、そう宣言するのです。

そう宣言して、どこにもそのカケラを残していない事を確認してください。

ラクルが起こります。

2012-06-09