わたしの終わり

覚醒と悟りの言葉

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【時系列 花岡修平】移動してるのは世界のほう

我々の眼というのは、対象を逆さまに見ているのに中枢が逆さまではないのだと錯覚して見ているというのをご存じでしたか?試みに逆さまに見えるメガネをかけて日常を暮らすと、一週間もすればそのままで普通に見えるようになるそうです。松果体というのは不…

【時系列 花岡修平】質問への答え(Kさんへ)

> 今は悟りがどうということはともかく、花岡さんのようになりたい、「完全に自由になった感覚と、なによりも、この内側に源泉を、神を感覚できる幸せ」を自分も知りたいという思いが強いです。Kさん。あなたは、誰のようにもなる必要はありません。あなたは…

【時系列 花岡修平】二値の世界

コンピュータの計算基本は、bit、あるいはバイナリーと呼ばれる二進数で行われ、つまり、有るか無いか、ONかOFFか、という二値で考えられる、この現象世界らしい理念です。この現象世界は二元の世界、相対の世界です。「わたし」という主体があって…

【時系列 花岡修平】悟ったのかと聞かれても

あなたは悟ったのですか? 直球勝負で来る人は、とことん直球の質問を投げてきます。わたしはいつもこう聞かれて、正直に言うと、どう答えていいか、なかなか言葉が出てきません。それは、「悟った」という状態がどういうものなのか、実は知らないからです。…

【時系列 花岡修平】死んだらどこに行くの?

「死んだらどこに行くの?」 時々、こういう直球を投げてくる人がいます。答えは、「どこにも行きません」としか言いようがありません。もともと誰も生まれてなどいません。誰も死に行く者でもありません。あなたはいつでも、「ここ」にいます。寿命は既に、…

【時系列 花岡修平】あなたとわたしという分離

現世と言われるこの二元世界(相対世界)では、一方と逆の一方という捉え方をします。自我に映し出される世界は、マーハー・マーヤ(偉大なる幻想)の力によって、そのように仕組まれています。表だけでは紙になりません。裏も必要です。S極とN極があって…

【時系列 花岡修平】続・サムサーラ(輪廻)

誰もが必ず死を迎えるのに、なぜ生まれてくるのでしょう。どうせ死ななければならないのなら、生まれる必然はどこにあるのでしょう。カルマと言われます。そう言われると、なにか自分が、とんでもなく悪い質の者で、その浄化のために生まれ苦しみ死に行く定…

【時系列 花岡修平】サムサーラ(輪廻)

本当は唯ひとつの世界があるだけで、そこは方向など無く、果てなど無く、どこまで行っても真ん中で、何にも無いけど、あらゆるものがそこにある。というより、あらゆるものはそこにしかない。そこで何かが夢を見る。唯ひとつの世界の、ある断片が、夢を見る…

【時系列 花岡修平】やっぱり明け渡ししか無いと思うんだ

誰もがこの世界、宇宙は現実であって、これ以外の世界は無いと捉えるでしょう。マインドの思考はそのように働きます。ほんとうは自我意識に世界が映し出されているだけなのでしょう。自分の中から現れた自分の物語が、映し出され、その主人公に収まっている…

【時系列 花岡修平】東日本大震災追悼

あれから1年。東日本大震災で亡くなられた多くの御霊に、心からご冥福をお祈りいたします。マーヤ(幻想)というのは、自我意識に働き、世界を現す作用を持つちから。見る事も感じる事も出来ない、超自然のエナジー。源泉(神)の属性としての位置づけで、…

【時系列 花岡修平】やばい!来てしまった

さて、今日はブログの話題を何にしようかと考えて、そうだ、あれにしよう・・・なんて思うのだけれど、いざ、それについてキーボードを叩いていると、なぜか、違う事を綴っている。今日こそは絶対これを書くぞって思って書いていると、途中で、ん? 変だ・・…

【時系列 花岡修平】知識は何の役にもたたない

悟りたいと思うと、あれやこれや知識をかき集めようとします。いろんな本を読み、学者さんの講演会に出かけ、なにか徳を積んだような気になるかも知れません。当然、知識は増えていくでしょう。宗教学者や、仏教学者に負けないほどになれるかも知れません。…

【時系列 花岡修平】エピソード(4)で、あえて言わなかった事

真我に気づいてもなお、起こることは起こり、それはいつでも、学びでいっぱいだ。常に、新しい気づきに導かれていく。かつて読んだスッタニパータや、パリニッバーナ・スッタンタ、プンダリーカ・スートラ、あるいはヴァガバット・ギータ、ヴェーダやウパニ…

【時系列 花岡修平】人生は「気づき」につながる大切な課題です

気づきにつながる過程は、誰も一様ではありません。それぞれが、それぞれに用意された自分の物語があり、わたしはわたしの物語をそのまま生きて、結果こうなりました。どこかインドとかヒマラヤとかチベットとかの聖人がこう言っているから、それ以外の到達…

【時系列 花岡修平】本当の愛

今まで本当の愛を知らないでいた。そう、今までは間違っていたんだよ。特定の何か、特定の誰かを、自分と同じよう大切に思う事が愛だと思っていた。たとえば、恋人、親子、兄弟、友達、お気に入りの物、なにか、心ときめかせるもの。ふるさとや、住んでいる…

【時系列 花岡修平】どん底にこだわらないで

わたしの体験を聞いた人は、みなさん、同じような事を言う。そういう人生のどん底を経験しないと自我の明け渡しは不可能なのですか?自分には耐えられる自信がない。わたしはそんな苦しみは味わう事無く悟りたい。瞑想で悟ると聞きました。どうして出来ない…

【時系列 花岡修平】今があるだけ

三世諸仏依般若波羅蜜多故得阿耨多羅三藐三菩提過去・現在・未来に現れる御仏達は、内在された偉大なる智慧によって悟りを完成された。という程の意味でありましょうか。アポロキティ・シュバラーがシャーリープトラーに教示している場面です。ここで言われ…

【時系列 花岡修平】天上天下唯我独尊

天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)釈迦が母マヤから生まれて、その直後、すっくと立ち、右の人差し指を上に、左の人差し指を下に示した。(ん?逆だったかな?)そして、こう言ったそうな。天にも地にも、唯一わたしだけが尊い存在なのだ…

【時系列 花岡修平】幸せになりたいなら

だれでも自分の意識に現れた世界という物語の主人公ですその世界は、自我から見ると不幸な世界かも知れません。でも、その不幸という断定は、物語の主人公である自分(自我)による断定で、結局、世界は自分の在り方で、どのようにも見えてきます。では、幸…

【時系列 花岡修平】神という名前のものはない

神と言えば違和感をおぼえる人が多い。神? ああ、ダメダコリャ ・・・ みたいになる。そうなんだよね。神は概念であって、いつのまにか自分の意識に刷り込まれた意味不明な虚妄だから。それぞれが、それぞれの神の捉え方があって、否定したり肯定したりして…

【時系列 花岡修平】運命に流される

運命に流される。気づけば、それはなにも間違っていなかった。人生に苦悩する。対人関係、仕事関係、不運の連続。なんでいつもこうなんだろう。何がいったい間違っているんだろう。あの時、ああすれば・・・こうすれば・・・。そう思って後悔する。抱えきれ…

【時系列 花岡修平】不思議に思わない?

不思議に思わない?この世界はどうしてあるんだろう?宇宙はなぜあるんだろう?子供の頃、だれもが不思議に思ったにちがいない。純粋だったからねえ。おとなになると、こんな事、ぜったい考えないよね。もしも、友人や知り合いに、こんな質問したら、「どん…

【時系列 花岡修平】瞑想で悟れるか

瞑想は自己を見つめるうえでは、欠かせない行です。自我を見つめ、自我に気づき、自我から離れ、内なる静寂に気づけば、そこは空(くう)です。その静寂は、安楽で、サーマディー(三昧)の世界でしょう。たしかに、瞑想は悟りの準備を整えていくには有効な…

【時系列 花岡修平】ハートが開く

あの瞬間。サバイバルを放棄し、自我という牢獄に存在するあらゆるものを手放し、内なる神、源泉、真我にシフトした時現れた、この胸のハートの振動。第四のチャクラが、この聖なる場所が開いた時に溢れ出した例えようのない至福と解放感。知る事のなかった…

【時系列 花岡修平】悟りのメソッド

生き生きと輝ける青い地球。その青さは、まるで命の育み、命の活動そのもののように見えます。ここに70億の人々が住み、笑い、泣き、悩み、迷い、幸と不幸を味わいながら、誰もが悟りに向かって生きています。「人は生まれながらにして、悟りから逃れられ…

【時系列 花岡修平】エピソード(4)目覚め

わたしはかつて、浄土真宗は、なんて自分に都合のいい身勝手な考え方をしているんだろうって思っていました。他力?あなたまかせでいいの?人生は自分で切り開いていくものじゃないのか?って。ましてや、悪人でも救われる?そんなのありか? みたいな。でも…

【時系列 花岡修平】エピソード(3)クンダリーニ

一年前の、ある夜。一日の締めくくりに、内観してから眠ろうと思い、ベッドに横たわって、内側に集中していた。そしたらね。首の後ろ側に、丸くて黒っぽい、同心円ぽい模様のある、なんか、得体の知れないものが現れたんだ。なんだろう?って思って集中して…

【時系列 花岡修平】 エピソード(2)啓示

小さい頃から、 いわゆる、虐められっ子だった。 惨めな思いの蓄積。忌まわしい記憶の数々。 ある日、小学校の帰り道、 待ち伏せしていた虐めっ子に捕まり、突き倒されて取っ組み合いになった。 殴りかかってくる相手の腕を、とっさに払いのけたその時、 思…

【時系列 花岡修平】エピソード(1)自我が現れた日

どういう訳か、2歳になるまで母親のオッパイから離れられないでいた。 だって、オッパイ飲む?って聞くから はぁ~い♪ ・・・みたいな。 ただの返事代わりだったんだよ。 そしたらね ある日、いとこのお姉さんが家に来たとき、 見られちゃったわけ。 当然、…

【時系列 花岡修平】プロローグ

不思議に思ったことはない? 人ってやつは、いや、命もつもの全てが、 必ず死を免れないのに、 にもかかわらず、生まれてくる。 まるで死ぬために生まれてくるように。 どうせ死ぬのであるなら、生まれる必然がどこにあるだろうか? そりゃまあ、そこそこ楽…